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行政書士 大瀧事務所

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知的資産活用の概要について

2014.12

「知的資産」あるいは「知的資産経営」と言う言葉が良く聞かれます。「知的資産」を企業経営に生かす事こそが企業の成長に寄与するものであり、また事業承継や金融・融資に大きな途を開くことに結びつくと言われています。

そもそも「知的資産」とはどのような資産なのでしょうか。

企業や法人にとっての資産・財産は、現金や預貯金、不動産、在庫商品、従業員の数など、動産や不動産といった目に見え、価値評価がし易いモノを指しています。しかし企業や人には、目に見えない価値があります。例えば顧客や商品の管理や分析力、特許、人的ネットワーク、取引先など経済社会において目に見えない・評価基準が定まっていない価値があります。その「目に見えない価値」を「見える価値」「評価できる財産」が知的資産と言われるモノです。

知的資産は、非財務資産とも言われ、企業の決算書などの数字としては現れませんが、その活用・利用は将来の有形資産となってきます。

皆様の企業や事業を見直し、経費削減努力も必要ですが、見えない財産(知的資産)の発掘を試みる事をお進めしたいです。

知的資産(理念・人材・技術力・販売力)
(知的財産や知的財産権も含む)

知的財産(情報・秘密)
(知的財産権を含む)(権利化の表象はない)
知的財産権(特許・商標・著作権等)
(権利化したもの)